ベトナムのビーチリゾート「ダナン」と街全体がユネスコ世界遺産に登録されている「ホイアン」の旅。
前半のダナンで2泊を過ごした「プルマン・ダナン・ビーチリゾート」宿泊レポートをお送りします!
なんと、チェックインの際に「お誕生日おめでとうございます☆お部屋をアップグレードさせていただきました」と嬉しいサプライズが!
娘の2歳のバースデートリップだった今回の旅行。記事の後半でアップグレードを受ける方法を公開しちゃいます。
- ダナン空港からプルマン・ダナンへ
- プルマン・ダナンの紹介
- アップグレードされた「デラックスルーム」
- アメニティはC.O.ビゲロウ
- プルマン・ダナンのキッズルーム
- ホテルからのサプライズ
- 私が唯一ホテル側に伝えたこと
ダナン空港からプルマン・ダナンへ
ダナン空港からタクシーで約20分。渋滞もなくあっという間にホテルに到着します。
タクシー会社がいくつかありますが、「マイリン(緑色)」か「ティエンサ(黄色)」がダナンで優良なタクシー会社とされています。
プルマン・ダナンの紹介
ロビーからはこのような眺め。プールのさらに奥に広がるのはミーアンビーチです。
毎日雲一つない晴天が続き、日中の気温は35℃を超え、とにかく暑かった!
プールの近くには子どもが喜ぶ遊具もあります。一応、テントは張ってありますが完全に日陰にはならない大きさなので、帽子・日焼け止めかラッシュガード必須です。
アップグレードされた「デラックスルーム」
今回、事前予約をしていたのは1番下のグレード「スーペリアルーム」でしたが、ワンランク上の「デラックスルーム」にアップグレードのプレゼント!
たったひとつランクが上がっただけではありますが、お部屋からの眺めが全然違います。スーペリアだと木々が生い茂るガーデンが見えるのみですが、デラックスルームからはプールと海を眺めることができました。
ガーデンが見えるのも悪くないじゃない、と思う方もいるかもしれませんが、このプルマンの立地から考えると隣のホテルや駐車場との目隠しのための木々なので、ガーデンと言ってもお庭があるわけではありません。
もちろん差額はお支払いしていないことを考えると、とってもありがたいプレゼントです。
お部屋はこのような感じ。今回もベビーコットはリクエスト済みです。
バスルームはシンクがひとつ。お水は毎朝のお掃除で2本、ターンダウンサービス(夕方のお掃除)後に2本補充されます。
プルマンのお部屋の良いところはバスタブ横に洗い場があって、子どもを洗ってお風呂に入れる一連の流れが日本と同じようにできる所です。シャワーもホースがついて取り外し可能なタイプでした。
海外旅行先のホテルではバスタブで洗うタイプが主流なので、日本式のお風呂は子連れにとってかなりポイント高いです!
アメニティはC.O.ビゲロウ
アメリカでもっとも歴史のある調剤薬局であるビゲロウ。
ホテルのアメニティにビゲロウを採用しているなんて、オーナーのセンスが素敵すぎます。
プルマン・ダナンのキッズルーム
屋内キッズルームもありました!駐車場横の少しわかりにくい場所にあります。
もちろんエアコン完備で、滑り台やブロック、塗り絵などおもちゃがたくさんあります。
専属スタッフも常にいて遊んでくれます。
年齢等は未確認ですが、託児サービスもあるようでした。
ホテルからのサプライズ
娘の誕生日前夜、お食事から帰るとケーキとメッセージが届いていました。娘はもちろんまだ食べられませんので、記念写真だけ撮って娘が寝てから夫婦でいただきました!
さらに翌朝の朝食会場でも♪Happy~Birthday~とスタッフがデザートを持って来てくれました。
Anniversaryとあるのは結婚記念日でもあったのです。
プルマンからのサプライズはお部屋アップグレード・お部屋にケーキのサプライズ・朝食時のデザートと3回も!!
これらはもちろん、こちらからお願いしたわけではありません。予約担当の方の裁量か、はたまたチェックインの時のベルボーイの裁量なのかはわかりません。
廊下を歩きながら、「ダナンは初めてですか?」「お子さんはおいくつですか?」という会話の流れからバースデートリップのお話はしました。
CA時代、特にファーストクラス担当の時はお客様とのコミュニケーションと絆作りを兼ねて、早い段階から会話を多くするようにしていました。
今回のご搭乗がビジネスなのか休暇なのか、現地ではどのようなご予定でお過ごしなのかetc…とにかく会話からお客様の情報をできるだけ引き出し、機内でして差し上げられることはないかと、ファーストクラス担当CA全員の知恵を集結させるのです。
お誕生日は予約段階で分かっていますが、結婚記念や出版記念(実際に著名な作家の方が出版記念で搭乗されていたことも)など、よくよくお話してみないと分からないことがたくさんあります。
お客様と接するポジションに就いている職業に求められることは、丁寧な接客だけでなくいかに多くお客様から情報を得るかがミッションでもあります。CAとホテルマンはその点がとても似ているな~といつも感じます。
私が唯一ホテル側に伝えたこと
それは、予約段階で「記念旅行である」ということだけ。
もし今後何かの記念でホテルに滞在する機会があったら、ぜひ事前にメールを1通送ってみてください。
その際は「記念旅行である」ということを伝え、「特典を!」とか「アップグレードを!」とか、あからさまに書いてはいけません!それはまったくスマートではありません。
ただ、何も言わずに察してもらいたいというのは海外の場合は通じないこともあります。日本は察する文化ですが、海外ではそこはあまり期待できませんので、
さりげなく、
「記念旅行にあなたのホテルを選びました」
と言うことを伝えるのです。
最後に「滞在を楽しみにしています」くらいつけても良いかもしれません。
あくまで、アップグレードをするか、サービスで何かを付けるかはホテル側の判断なので、ど・満室でアップグレードをしたくてもできない場合もあり得るし、代わりにスパの無料招待の場合もあるかもしれませんし、何もないこともあるかもしれません。
毎日、何百と訪れる宿泊客のうちの一組ですが、気にかけてもらえたことが良い思い出に繋がるし友人に勧めたり再訪するきっかけにもなります。
記念旅行でもそうじゃなくても、「お世話になります」と気楽にメールを1通送るだけで思わぬサプライズがあるかもしれませんよ☆