アメリカ・ニューヨークのラグジュアリーホテル「ザ・ウォルドーフ・アストリア」が昨年、タイ・バンコクにオープンしました!
ウォルドーフはヒルトングループの最高峰ホテルですが、ブランド維持のために「ヒルトン」という表記はありません。
東南アジアで開業するのはバンコクが初だそうです!!
(N.Yのウォルドーフは現在大規模な工事が行われているため、休業中)
エレガントな大人のためのホテルという雰囲気が漂うウォルドーフ。
一度、このホテルのサービスを受けてみたいという願いを叶えるべく、2歳の娘を連れてダイニング「ピーコック・アレー」のアフタヌーンティーに行って来ました。
- 知っておきたいザ・ウォルドーフ・アストリアの歴史
- ピーコック・アレーのアフタヌーンティー予約方法
- ザ・ウォルドーフ・バンコクへの行き方
- 優雅なピーコック・アレーはUL階へ
- アフタヌーンティーのメニュー
- ピーコック・アレーのまとめ
知っておきたいザ・ウォルドーフ・アストリアの歴史
The Waldorf Astoria
ウォルドーフといえば、世界各国の首脳やアメリカ大統領がN.Y 滞在中に宿泊するマンハッタンにある超高級ホテル、というのが私のイメージです。あのセレブ姉妹もウォルドーフのレジデンスに住んでいたこともあるそうですよ。
そして驚いたのが、オリンピック・イヤーの2020年に東京にも開業するようです。きっとそろそろ着工している頃ですよね。どこにできるのか、どれくらいN.Yのウォルドーフの雰囲気に近づけて再現するのか、今からとても楽しみです!!
ピーコック・アレーのアフタヌーンティー予約方法
まず、電話でウォルドーフ・バンコクに予約を入れます。レセプションに繋がり、英語で日時・人数・特別なお願い等を聞かれます。
(おそらく日本語を話すスタッフはいない模様)
娘はアレルギーがあるのでそのこともお伝えしました。
今すぐ予約したい!って方はこちらから↓
02-846-8888(タイ国内から)
+66-2-846-8888(タイ国外から)
その後、ピーコック・アレーに確認をして折り返し電話をかけると言われたのでしばし待ちます。1時間ほどたって、ピーコック・アレーの担当者から予約が取れた旨、電話がきました。
ちなみに行きたいと思い立った当日の朝に電話してみましたが、運よく予約が取れました。今ならまだそれほど混みあってはいない様子です。
ザ・ウォルドーフ・バンコクへの行き方
BTSチットロム駅またはラチャダムリ駅から徒歩約5~10分。エラワンの祠の隣にグランドハイアットがあり、そのお隣です。
アナンタラ・セントレジス・ハンサーホテルなど、この辺りは比較的、高級とされるホテルが並んでいるエリアです。
優雅なピーコック・アレーはUL階へ
天井が高くてスタイリッシュな ロビー。
ベルボーイが「宿泊ですか?」とすぐに聞いてくれたのでアフタヌーンティー利用をお伝えすると案内してくれました。大きなホテルだと放置されることもしばしばあるので、セキュリティの意味も含めてしっかり対応してくれるのは安心です。
白いアジサイがディスプレイされていて可愛らしかったです。毎年この季節は長谷寺にアジサイを見に行っていたので、懐かしいです。帰国したら真っ先に鎌倉に行きたい!
ピーコック・アレーはロビーからエレベーターでUL階へ。ホテルのフロントとコンシェルジュもUpper Lobby階にあるようでした。
15階に位置するUL階からの眺め。
ロイヤルバンコク・スポーツクラブというゴルフ場が見下ろせます。
先へ進むとピーコック・アレーのエレガントな空間が広がります。
遮るものがないのでプライバシー感は保てませんが、スタッフがよく見ていてくれて絶妙なタイミングでお茶を注ぎに来てくれたり娘のおもちゃを貸してくれたりできるのは〇
娘のお昼寝タイムに重なるように調整したので大人だけでゆっくりアフタヌーンティーを楽しむ予定。どうかできるだけ長く寝ていてくれますように・・・。
アフタヌーンティーのメニュー
もちろんメニューはあります。文字を見てもお料理のイメージがつかないのですが一応載せておきますね。
2人で2100バーツ、2種類の紅茶を選ぶことができます。
マリアージュ・フレールの紅茶から選ぶこともできますが、私のイチ推しは「THAI ORCHIDEE」。タイ北部のゴールデントライアングル(タイ・ミャンマー・ラオスの三カ国が接する国境地帯)で摘まれた茶葉を使用したお茶で、すっきりとしていてクセのない、甘い物にもお食事系のメニューにも合うお茶です。
お料理が運ばれてきました。
手前がスイーツ、奥がしょっぱい系のタルトやクレープ。
アフタヌーンティーの定番であるスコーンもあります。プレーンスコーンと黄色いのがパッションフルーツのスコーン。酸味があって甘すぎないスコーンはとっても美味しかったです。スコーンには欠かせないクロテッドクリームとジャムももちろんあります。
右上のバニラとオレンジのシフォンケーキがふわっふわで本当に美味しかったです。これだけ食べに行きたいくらいですが、「コンプリメンタリーです。」と言われたので、常にあるのかは分かりません。
スイーツはどれも上品でシャンパーニュに合いそうな絶妙な甘さです。甘すぎるとシャンパーニュよりもブラックコーヒーが飲みたくなるし、そのさじ加減が出せるか出せないはシェフの腕次第。
お食事系はスモークサーモンのタルトやカレー風味のクレープなど、けっこうお腹が満たされる味付けで大満足。
こちらのお料理をプロデュースするのはマンダリン・オリエンタル・バンコクでもパテシエをされていたレミー氏。フランス人パテシエが作り出す世界観は、貴重なアフタヌーンティーの機会を絶対にはずしたくないという方に本当におすすめです。
ピーコック(孔雀)のマカロン。
8割ほど食べたところで娘っ子が起床。
スタッフの方が塗り絵セットを持ってきてくれました!塗り絵でしばし時間を稼ぎますが、自分の分のスイーツがないのに気がつき愚図り始めます。
すると「娘さんにどうぞ」とイチゴのスイーツを出してくださいました!娘のアレルギーもきちんと伝わっていて、アレルギーのものは入っていませんよ、という嬉しい気遣い。
そろそろ娘が限界なのでお会計を済ませようとしたところ、今度はぬいぐるみのプレゼント!!Made in Thailandの鹿?のぬいぐるみをいただきました。
ピーコック・アレーのまとめ
私はそれほどアフタヌーンティーに行ったことはありませんが、美しいお料理を目で見て食べて味わう時間はとても大切だと実感しました。
このウォルドーフの洗練されていてシンプルなのにエレガントな雰囲気が大好きです。
それに見合ったしっかりと教育された接客も素晴らしく心地よいものでした。
老舗には老舗の良さもあると思いますが、私はこのN.Yを思い出させる内装とインテリアが好みです。
ビュッフェ形式だと立ったり座ったりとどうしても落ち着かないので、ゆっくりと時間をかけて楽しむアフタヌーンティーを求めている方にはとってもおすすめです。
【ウォルドーフ・アストリア・バンコク】
住所:151 Ratchadamri Road Lumpini Bangkok 10330 Thailand
電話:02-846-8888(タイ国内から)
+66-2-846-8888(タイ国外から)
※レセプションに繋がるので「ピーコック・アレー」に予約を入れたいとお伝えください
時間:13:00~17:00
料金:2100バーツ/2人、2種類の紅茶かコーヒーが選べます
チョコレートビュッフェのアフタヌーンティーレポはこちら↓